50代からの学び直し|周りに言わない「秘密の目標」と、ある資格を選んだ理由

じぶんを整える

何か新しい挑戦や学び直しを始めようとするとき、「周囲に宣言して自分を追い込んだ方がいいのかな」と迷うことはありませんか?

よく「目標は口に出した方が叶う」と言われますが、50代・60代からの大人の学び直しにおいて、私は「あえて誰にも言わず、静かに始める」ことをおすすめしたいと考えています。

実は私自身も最近、今後の活動や自分の知識を広げるために、とある「国家資格」の勉強を始めました。しかし、家族や身近な知人には一切話していません。

今回は、なぜ「秘密の目標」にする方が挫折しにくいのかという理由と、数ある資格の中でなぜそれを選んだのかという「現実的な動機」についてお話しします。

なぜ「人に宣言する」と挫折しやすいのか?(脳の仕組み)

目標を周囲に公言することを心理学で「公言効果」と呼びますが、これには大きな落とし穴が存在します。

脳科学や心理学の研究によると、人に「私、〇〇の勉強を始めるの!」と宣言した瞬間、脳は「目標を達成したかのような錯覚(満足感)」を覚えてしまうことが分かっています。

  • 宣言しただけで達成感を得てしまい、実際の行動(勉強)へのエネルギーが下がる
  • 周りからの「頑張ってね」「今さら勉強してどうするの?」といった雑音にメンタルを削られる
  • 「途中でやめたらどう思われるか」という余計なプレッシャーがストレスになる

特に大人の学び直しにおいては、「周囲の目や評価」が一番の邪魔になります。宣言することで自らプレッシャーを背負い込む必要は、どこにもないのです。

なぜ「その資格」を選んだのか?(4つの現実的な理由)

今回、私が挑戦を決めたのは、ある専門的な国家資格です。数ある資格の中から「これだ」と決めたのには、いくつかの現実的な理由があります。

1. 同年代の知人・同僚が「資格を生かして楽しく働いていた」から

数年前、同年代の知人が「3年がかりで挑戦してみる」と言っていたのを思い出しました。久しぶりに話を聞くと、見事に資格を取得し、パートとしてその専門性を生かしながら本当に楽しそうに働いていたのです。

また、職場の同僚も2年ほどかけて筆記や実技を乗り越えて資格を取り、日々の仕事の中で確固たる専門性と自信を持って振る舞っている姿を間近で見てきました。

「資格があることで、こんなにも活き活きと自分の仕事に誇りを持てるんだ」と勇気をもらったのが一番のきっかけです。

2. スキマバイトや短時間求人での「需要の高さ」

最近、転職サイトや単発・スキマバイトのアプリ(タイミーなど)を眺めていると、その資格を対象とした求人が非常に多く出ていることに気づきました。

地方都市であっても、短時間や週数日といった柔軟な働き方のニーズが常にあり、「持っておけばいつでも社会とつながれる・少し稼げる」という安心感は大きな魅力でした。

3. 高額な学費や通学が不要で「独学・在宅」で狙える

世の中には難関と言われる魅力的な国家資格がたくさんありますが、未経験から狙おうとすると「4年制大学に入り直す必要がある」「高額なスクールに通う必要がある」といったハードルが高いものが大半です。

しかし、この資格は大学等に通い直す必要がなく、市販のテキストやオンライン講座などを活用した独学での取得が可能でした。コストを抑えながら自分のペースで挑戦できるのは、大人の学び直しにおいて決定的な決め手となりました。

「秘密のプロジェクト」として静かに始める

誰にも言わずに勉強を進めることには、誰の目も気にせず「いつ休んでも自由」という気楽さがあります。日常の慌らしさから少し離れ、「自分だけが知っている秘密の時間」を持つことは、それ自体が心地よい刺激になります。

大人の勉強は、誰かに誇示するためでも、無理をして自分を追い詰めるためでもありません。

「誰にも言わずに粛々と進め、成果が出たときにびっくりさせる」

そんな少しチャーミングな「秘密のプロジェクト」として、今日から小さく一歩を踏み出してみませんか?

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