カードの到着予定日が、出発の前日でした。
Wiseカードを普通郵便で申し込もうとしたとき、画面に表示されたその日付を見て、私は迷わずDHL国際速達便に変更しました。追加費用は約2,300円。でもその判断がなければ、ニューヨークの地下鉄に乗れなかったかもしれません。
Wiseは本当に便利なカードです。現地では心底そう思いました。ただ、準備には想像以上の手間と時間がかかりました。この記事は、私が実際につまずいた「4つの壁」の全記録です。同じ失敗をしないために、読んでいただけると嬉しいです。
壁①「到着予定日が出発前日」——2,300円で安心を買った判断
Wiseカードをアプリで申し込もうとしたとき、通常郵便の到着予定日として表示されたのは「3月13日」。私の出発日の前日でした。
「もし1日でも遅れたら、現地で地下鉄にも乗れない……」
そう直感した私は、迷わずDHL国際速達便を選択。追加費用は約2,300円でしたが、結果として注文からわずか3日でシンガポールからカードが届きました。
この「安心料」は、旅の必要経費として最も価値のある投資だったと確信しています。出発まで余裕のある方は通常配送無料でOK。でも2週間を切っているなら、迷わずDHLを選んでください。
壁②「命を吹き込む儀式」——届いたカードは、すぐには使えない
届いた鮮やかなグリーンの封筒を開けたら、まずはアクティベート有効化が必要です。箱から出してすぐNYに持っていっても、使えません。
- アプリでコード入力 台紙に書かれた6桁の番号をアプリに入れるだけ。これ自体は簡単です。
- 日本のコンビニでテスト決済 これが重要。日本で一度「差し込み決済」をしておきましょう。現地のATMやレジでのエラーを未然に防げます。
コンビニでのWiseカードテスト手順物理カード
事前準備
- Wiseアプリでカードが「有効」になっていることを確認する。
- 残高に日本円JPYが入っているか、または他の通貨から日本円に両替しておく。
- カードの暗証番号PINをアプリで確認しておく。
レジでのテスト購入
- セブン-イレブン・ファミリーマート・ローソンなどへ行く。
- 飲み物など少額100〜300円程度の商品を選ぶ。
- レジで「クレジットカードで」と伝え、カードを端末に挿入し、暗証番号PINを入力する。
- 決済が成功し、レシートが発行されれば完了です。
「クレジットカードで」と言うのがポイント。Wiseはデビットカードですがレジではクレジットカードとして扱われることがほとんどです。
壁③「P番号」を見落とすな——振込名義人の落とし穴
Wiseへの入金は、銀行振込が最もお得ですクレジットカード入金は手数料がかかります。私はゆうちょ銀行ゆうちょダイレクトからWise指定口座へ振り込む方法を選びました。
ここで私が一番焦ったのが、振込時の「名義人入力」です。
自分の名前だけでは不十分。Wiseから指定される「Pから始まる会員番号」を名前の前に入れる必要があります。
P番号の探し方アプリ内ホーム → 左上の自分のアイコンをタップ → 下へスクロール → 「会員番号 P…….」
これを見つけるまでは「無理ゲーじゃない」と思いました。でもこれこそが、自分のお金を確実に着金させるための「魔法の番号」なのです。見落とすと振込が宙に浮きます。必ず確認してください。
壁④「銀行の限度額」という予期せぬ足止め
チャージの途中で、ゆうちょの1日の払出限度額を超えてしまい、作業が翌日に持ち越しになるというハプニングもありました。
証券会社への資金移動など、大きなお金を動かしている時期は特に注意が必要です。Wiseへの入金は、余裕を持って出発の1週間前までに完了させることをおすすめします。
まとめ「おっかなびっくり」でも、一つずつ越えれば着く
DHL、コンビニテスト、P番号、限度額——正直、準備の途中では何度か「こんなに大変だとは思わなかった」と感じました。
でも現地に着いてから、地下鉄の改札にスマホをかざしてスッと通れたとき。レストランで端末に「USD」を選んでスマートに払えたとき。「準備してよかった」という気持ちしかありませんでした。
おっかなびっくり進める準備も、一つひとつ壁を乗り越えるたびに、ニューヨークが少しずつ近づいてきます。この記録が、あなたの準備の背中を押せれば嬉しいです。
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