洗濯機の入れ替え
新しい洗濯機が届いた日のことです。
業者さんが到着してから、撤去、設置、試運転まで──
体感で30分ほどだったと思います。
正直、「え、もう終わり?」という感じでした。
プロの仕事は、迷いがない
作業はとても静かで、無駄がありませんでした。
- 旧洗濯機の電源を切る
- 給排水ホースを外す
- 本体を運び出す
- 新しい洗濯機を据え付ける
- 水平を確認し、試運転
一つひとつが淡々としていて、
でも雑ではなく、慣れた手つきでした。
長年、何百台、何千台と設置してきたのでしょう。
「さすがプロだな」と素直に思いました。
長年使った洗濯機は、あっという間に姿を消した
少し不思議だったのは、
これまで毎日のように使っていた洗濯機が、
ほとんど感傷に浸る間もなく運び出されたことです。
実は、乾燥の基盤を替えれば、
まだ使えたのではないか、という気持ちもありました。
でも、業者さんは特別な言葉をかけることもなく、
決められた手順どおりに作業を進め、
あっという間に次の工程へ進んでいきました。
下取りに出した洗濯機の、その後が少し気になる
設置が終わり、業者さんが帰ったあと、
ふと、そんなことを考えました。
あの洗濯機は、これからどうなるのだろう、と。
もう役目を終えて、
すぐに壊されてしまうのか。
それとも、どこかで部品として生き続けるのか。
答えは分かりませんが、
「ゴミ」ではなく、
何らかの形で次につながっていてほしいな、
そんなふうに思いました。
洗濯機を外したあとの光景に、少しだけ現実を見た
現行の洗濯機を撤去したあと、
正直に言うと、埃がかなり出ました。
普段は見えない場所ですから、当然なのですが、
壁際や床の隅に、長年の積み重ねがありました。
業者さんにお願いして、
ほんの数分だけ掃除の時間をもらいました。
もしそれがなければ、
本当に30分もかからなかったと思います。
それくらい、作業自体はスムーズでした。
懸念していた「搬入口」は、まったく問題なかった
実は、事前にいちばん気にしていたのは、
洗濯機がちゃんと通るかどうかでした。
廊下、洗面所の入口、曲がり角。
「本当に大丈夫かな…」と少し不安だったのです。
けれど結果は、拍子抜けするほど問題なし。
60センチ幅の洗濯機が、
少しの余裕をもって、すっと入ってきました。
見ていて思ったのは、
「住宅というのは、そもそもこういう大型家電が
入る前提で設計されているのだろうな」ということです。
生活動線は、ちゃんと考えられている
自分で測って、あれこれ心配していたのですが、
実際には、業者さんは迷いもなく搬入していきました。
長年の経験もあるのでしょうが、
住宅のつくりそのものが、
ある程度の“標準サイズ”を想定していることを
現場で実感しました。
「家って、案外ちゃんとできているんだな」
そんな、当たり前だけれど忘れがちなことを、
少しだけ見直した瞬間でした。
なぜ「60cm前後の洗濯機」は、ほとんどの住宅に入るのか
日本の住宅は「有効幅60cm前後」を想定している
日本の戸建て・マンションの多くは、
- 室内ドア:有効開口 約60〜65cm
- 洗面所入口:60cm前後
- 廊下幅:78〜85cm以上
という寸法で設計されています。
これは、
冷蔵庫・洗濯機・家具などの搬入を前提
としているためです。
家電メーカーも住宅規格に合わせている
洗濯機メーカー各社は、
- 本体幅:59〜60cm
- 防水パン対応:640mm / 740mm
といった、
日本住宅に入ることを前提としたサイズ設計をしています。
つまり、
60cmの洗濯機が
少し余裕をもって入る住宅
→ ほぼ標準的な住宅
と考えてよい、ということです。
問題が起きやすいのは「例外的なケース」
逆に、注意が必要なのは、
- 築年数がかなり古い住宅
- 洗面所が極端に狭い間取り
- 防水パンが旧規格
- 変形した廊下・急角度の曲がり
こうした例外的条件が重なる場合です。
今回スムーズだったのは、
ご自宅が「ごく一般的な住宅設計」だった、
という証拠でもあります。
業者が即判断できる理由
設置業者さんが、
- 測り直さない
- 迷わない
- 淡々と運ぶ
のは、
👉 このサイズ感を身体で覚えているから
です。
「この幅が通れば、もう大丈夫」
という判断基準が、
プロの中にはすでにインストールされています。
なぜ業者は「戸建て・階数・エレベーター」を必ず聞くのか
一階・戸建ての場合
今回は、
- 玄関から洗面所までが近い
- 段差がほとんどない
- 階段を使わずに済む
という条件がそろっていました。
結果として、
搬入も撤去も本当にスムーズで、
作業全体が短時間で終わりました。
一戸建ての一階という条件は、
設置する側にとっても、
かなりありがたい環境だったのだと思います。
もし集合住宅だったら、確認事項は増える
作業を見ていて感じたのは、
集合住宅の場合、
確認すべきポイントが一気に増えるということです。
階数やエレベーターの有無だけでなく、
- エレベーター内寸
- 共用廊下の幅
- 階段の踊り場
- 管理規約(養生の要不要)
こうしたことまで関係してきます。
洗濯機は「重さ」が最大のポイント
ドラム式洗濯機は、
- 本体重量:70〜90kg前後
- 梱包状態:さらに重い
という重量物です。
これを
- 階段で運ぶのか
- エレベーターで運ぶのか
によって、
必要な人数・時間・安全対策が大きく変わります。
エレベーターがあっても「サイズ」が問題になる
エレベーターがあっても、
- 奥行が足りない
- 扉の有効幅が狭い
というケースは少なくありません。
その場合、
- 階段搬入に切り替える
- 追加作業費が発生する
- 日程変更になる
といったことも起こり得ます。
だからこそ、
事前確認がとても重要なのです。
一方で、
- 戸建て
- 一階
- 玄関から近い設置場所
という条件は、
業者さんにとっては
最も想定しやすく、リスクの少ないケースです。
聞かれる=面倒ではなく、安全のため
階数やエレベーターの有無を聞かれると、
「細かいな」と感じるかもしれません。
でも実際には、
- 作業員の安全
- 建物の保護
- 依頼主の追加負担回避
そのすべてのための確認です。
まとめ
洗濯機の設置は、家の条件によって、驚くほどスムーズにも、逆に大仕事にもなります。
知り合いが電化製品を購入、搬入された際、配達だけされ、設置や説明がなかったというエピソードを聞きました。おそらく、購入時にきちんと設置や説明までしていただくよう確認できていなかったのが原因と思われます。
私たちも購入には、いろいろチェックリストを確認され、正直面倒に感じましたが、後から思えばスムーズな搬入はこの説明のおかげでした。
搬入の際は、購入の際に説明してくれた方とは違う業者が介入することがあります。購入の時にはきちんとお互いが確認して間違いのないようにしましょう。


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