中国大連の移動はバスが最適?一律2元の魅力と注意すべきこと

最近、中国大連に初めて一人で行ってきてわかったことをお伝えします。

市の中心は「中山広場」

私は基本的に市の中心街の「人民街」に面したホテルに宿泊し、中山広場や港湾広場を起点に動いていました。実はどちらの広場も微妙に距離があり(500mくらい)ましたが、逆にどこへ行くにも選択肢が増えたというのが結論です。もっと中山広場寄りだったり、逆に港湾広場寄りだったら、違う動き方になったでしょう・・・。

空港からは地下鉄2号線1本で「中山広場」まで迷わずにくることができました。

しかし、今回私は大連の街を効率よく、そしてお得に巡るなら、一番のおすすめは「路線バス」をお勧めしたいです。

今回の滞在中、私が最も多く利用したのもバスでした。どこまで乗っても一律2元(約40円前後)という驚きの安さは、旅の強い味方です。国土がある程度広いとはいえ都市のキャパは人口に対して制限がどうしてもあります。自家用車の普及率もそこまでではないようです。なのでおのずから市民の足はバスということになるのでしょう。リーズナブルに乗れてどこでも行けるのは理にかなっていますよね。

一方で、時刻表も運行間隔の表示すら存在しないなど、日本の感覚とは大きく異なります。さらに、キャッシュレス決済「アリペイ(Alipay)」を使う際にもちょっとしたコツが必要でした。実体験をもとに、失敗しない乗り方のコツをお伝えします。

どこまで行っても「2元」!路線バスをおすすめする理由

大連の路線バス最大の特徴は、どれだけ遠くまで乗っても一律2元という圧倒的なコストパフォーマンスです。(※かつてマカオを訪れた際も同じくらいの価格帯に感心しましたが、大連のバスも負けず劣らずの格安ぶりです)。

車窓から街並みを眺めながらの移動は、それ自体が豊かな観光時間になります。地下鉄は時間が正確に読めて効率はよいでしょうが、車窓を見るのはとても楽しいことです。

路線バスを利用する際の3つの注意点

非常にお得なバスですが、利用時には以下の特徴を知っておく必要があります。

  1. 時刻表も「運行間隔」の表示すら存在しない いつバスが来るかは完全に読めません。路線によってはかなり待たされることもあります。
  2. 午前・午後の限られた時間しか走らない路線がある 特に遠方へ向かう郊外路線などは、「午前と午後の限られた時間帯のみ」運行されるケースがあります。
  3. 現金はお釣りが出ない/アリペイは「専用画面」が必要 バスは前乗り・先払いで、現金の場合はお釣りが出ません。小銭を常備するか、アリペイを準備しておくのがストレスフリーで絶対におすすめです。

【失敗談】アリペイでバスに乗るときは「買い物用QRコード」ではダメ!

アリペイがあれば小銭を用意する必要がなく大変便利なのですが、ここに大きな落とし穴があります。

実は、普段のお買い物で使う支払い用のQRコード画面を読み取り機にかざしても、バスには乗れません。

私の冷や汗体験談

最初、乗り方がよく分からず、お買い物用の決済QRコード画面を一生懸命読み取り機にかざしていました。

すると機械から**「ブッブー!」**と不穏なブザーが鳴り響き、運転手さんが何やら大声で叫ぶ事態に……!冷や汗ものでしたが、たまたまポケットに2元現金を持っていたため、なんとか支払って乗ることができました。

バスに乗るときの正解操作

アリペイでバスに乗る際は、アプリトップ画面にある「Mobility(出行)」という項目をタップし、「交通機関専用のQRコード(乗車コード)」を表示させてから機械にかざす必要があります。

これさえ知っておけばブザーが鳴ることもなく、スムーズに2元で乗り込むことができます。アリペイは絶対に事前準備しておくことをおすすめします。

「時刻表がない」からこそ味わえる、一人旅の最高の贅沢

スケジュールに追われる旅であれば、時刻表がないバスは焦りの原因になります。しかし、一人旅の良さは「思いついたときに、行きたいところへ行く」という自由さにあります。

  • その日の体調や気分で、動くペースを決められる
  • バスを待つ時間すら、街の空気を味わう「ゆとり」になる
  • 予定通りにいかないハプニングも、自分の判断だけで楽しめる

誰に気兼ねすることなく、自分の心と体の声に従って動けること。体調が優れなければカフェで休めばいいし、気分が変われば行き先を変えればいい。時刻表のない大連のバス停でじっとバスを待つ時間は、日頃の慌ただしさを忘れさせてくれる「最高の贅沢」でもありました。

目的別!地下鉄と路面電車の使い分け

自由なバス旅を基本としつつ、現代的な地下鉄やレトロな路面電車を状況に合わせて組み合わせるのが賢い移動法です。

交通手段特徴メリットこんな場面におすすめ
路線バス一律2元と格安安く景色を楽しめる・地元の風情がある気の向くままにゆっくり移動したいとき
地下鉄近代的で高機能安全性が高く、「あと何分」が可視化されて安心時間を優先したいとき・言葉が不安なとき
路面電車街の風物詩風情があり観光気分が高まるレトロな雰囲気を楽しみたいとき

安心感と分かりやすさを求めるなら「地下鉄」

バスに比べると「ちょっと割高かな?」と感じる場面もありますが、地下鉄は非常に洗練されていて驚かされます。

  • ホームドア(安全ゲート)完備で安全性が抜群
  • 「あと何分で電車が着くか」「次の駅まで何分か」が電光掲示板に明示される

日本の駅のような固定時刻表自体は見当たりませんが、リアルタイムの案内表示が徹底されているため、海外旅行者でも「いつ乗れて、いつ着くのか」が一目で理解できて非常に安心です。

旅情を味わうなら「路面電車」

街中を走る路面電車も魅力的です。クラシックな車両(※メルボルンの観光用レトロ電車「35番線」を思わせるような味わい深い車両)が街並みに溶け込んでおり、乗っているだけで旅情が高まります。実際、観光目的の方の乗車も多く見受けられました。

まとめ

大連での移動は、「基本はアリペイのMobility画面を準備して2元バスで気長にゆったり移動し、正確性や安心感を求めるときは地下鉄、旅情を楽しみたいときは路面電車」という使い分けがベストです。

きっちりした計画から解放され、その日の気分で風の向くままに動く――。そんな一人旅の醍醐味を、ぜひ大連の街で味わってみてください。

旅のチェックリスト

  • [  ] アリペイ(Alipay)アプリを導入し、「Mobility(出行)」画面の出し方を確認しておく
  • [  ] 万が一に備えて、予備の現金(1元・2元)もポケットに入れておく。ちなみに「一角」は 1/10元です。小銭がたまったら1元になるようにまとめておくとさっとつかえますね。
  • [  ] 遠出する場合は、目的地のバスの運行時間帯(午前・午後の枠)を調べておく。時間に限りがある場合は要注意
  • [  ] 地下鉄に乗るときは、ホームや車内の電光表示で所要時間を確認する

昨今の乗客事情は

敬愛座席があっても若い人や子供が座っていることが多いです。結構混み合う時間帯や路線もありますから、疲れているときや急いでいるときなどはタクシーを使うのもあり、です。アリペイなどであらかじめ検索すると差額は10元くらいの時もあります。臨機応変に使い分けましょう。

地下鉄は乗車前に必ず手荷物検査がありますからたくさん荷物を抱えているときはちょっと大変かもしれません。しかし、携帯や水などは手にもっていても何も言われないし、空港のように厳密な検査というわけではなさそうです。

私は滞在中、結構バスや地下鉄を利用しましたが、一回一回単票といわれるカードをアリペイで買いました。

乗り方は、自動改札口に、行きは機会にタッチ(かざす)だけ、帰りはカード挿入口に入れるとそのまま戻らない、という仕組みです。カードは使いまわしているようですね。

携帯をかざしている人(現地の方々)も多くみられましたが、身分証やクレジットなどと紐付けするようですので、観光客の私たちは毎回単票で十分です。自販機には小銭や紙幣がつかえるものと、アプリのみのものが並んでいますから間違えないようにしましょう。また、紙幣でも100元は使えませんでした。大きな金額の紙幣はあらかじめコンビニやホテルのフロントでくずしておくことを忘れずに。

町なかを走るレトロな路面電車も「アリペイ」で乗ることができます(現金も可能)、バスとまったく同じです。特に、人気の高い観光地の「東関街」は乗る人が多いのでギューギューに押し込まれます。

観光バスのような路線バスも

16番のバスは二階建てになっていて、空いていれば二階にも行けます。ツアーで乗るような眺めの良いバスなので、行先で利用できそうなら乗ってみたいですね。私はラッキーなことに星海広場からの帰りに人民路まで乗ることができました。路線によっては21時くらいで終わってしまうものもあるので注意しましょう

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