静岡へ行くことになった。
静岡県に行くのは初めてではない。昔、車で浜名湖まで行った記憶があるし、美保の松原にも行ったような気がする。
けれど、その二つが静岡県のどのあたりにあるのかと聞かれると、正直よくわからない。
静岡県は東西に長い。
そんな話は昔から聞いていた。
でも私の中の静岡県といえば、
「富士山」 「お茶」 「浜名湖」
そんなイメージが断片的に浮かぶだけだった。
今回、友人に会うため静岡へ向かうことになり、久しぶりに東海道新幹線を利用した。
ところが調べ始めると、最初から思い込みだらけだったのである。
今どき、時刻表は見ない
若いころ、仕事で時刻表を見たことはある。
旅費計算をしたり、繁忙期や閑散期の料金を確認したり。
けれど最近は紙の時刻表を開くこともなくなった。
今回もまずはEX予約を開いた。
出発地と目的地を入れる。
すると、北陸から静岡までの乗継ぎが表示され、そのまま予約できてしまう。
便利な時代になったものである。
▶ EX予約やウェスタ―予約の準備記事はこちら(割引などについては一部廃止になっているのですが、カードの作り方は変わっていません)
名古屋乗り換えが最適解らしい
私は単純に、「しらさぎで米原まで行き、そのまま静岡へ向かうのだろう」と思っていた。
ところがEX予約で表示されたのは名古屋乗り換えだった。
試しに候補ででた前後の時間で検索してみたが、米原で待ち時間が40分以上あったりアクセスが良くない。
つまり、米原に停車する列車も限られるし、静岡に停車する列車も限られるということのようだ。
どうやらJRのシステムは、乗換回数だけではなく待ち時間も含めて最適な組み合わせを考えていると理解できた。利用者は深く考えなくてもよい。昔なら時刻表をめくっていたところを、いまはシステムがやってくれる。
チケットレスは本当に楽
福井から米原まではWESTER。
米原から静岡まではEX予約。
どちらもICカードを登録しているので切符を受け取る必要がない。改札を通るだけでよい。
ただし米原の乗換改札では少しだけ注意が必要だった。
WESTER側とEX予約側、それぞれの情報を認識させるため、登録したカードを重ねてタッチする。
事前に知っていたのに、「お約束」のようにわすれ、ブザーがなってしまった。
乗り換えは意外と悪くない
一般には乗り換えは面倒だと言われる。北陸新幹線が延伸したとき「これで東京まで一本で行ける」と皆、歓喜したものだ。
けれど私は乗り物酔いをしやすいので、実は、途中で降りて歩くなり、休む時間があるほうが楽だった。
長時間座りっぱなしでいるよりも、降りる。 歩く。 待つ。 また乗る。その繰り返しが意外と身体をリセットしてくれる。煩わしいかもしれないし車両を探す手間や乗り換えでホームを移動するのは大変だけれど・・・。
東海道新幹線は平日でも賑やかだった
久しぶりの東海道新幹線は、思っていた以上に乗客が多かった。
ビジネスマンらしい人もいる。
外国からの旅行者らしい人もいる。
平日なのに車内はかなり埋まっていた。
北陸新幹線とはまた違う、日本の大動脈らしい雰囲気を感じた。
静岡は遠かった
乗継ぎも含めると、北陸から静岡までは3時間近い時間がかかる。
東京へ行くのとも違う。大阪へ行くのとも違う。静岡は思ったより遠かった。
そして到着してから、もう一つ気が付いた。
私は静岡県を知っているようで、ほとんど知らなかったということだ。
浜名湖はどこにあるのか。
美保の松原はどこにあるのか。
そして富士山は静岡県のどこからでも見えるのだろうか。
実は私は、静岡と名がつけばどこでも富士山が見えるものだと思っていた。
どうやらそんな単純な話でもないらしい。
「静岡は長い」とは聞いていたが、その意味を少し理解した気がする。
その話は、また次回。


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