海外に伝手(つて)がない60代はどう動く?タイ・フィリピンのビザと「短期留学」という選択肢

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オンライン英会話でであった移住者

先日、オンライン英会話に初めて参加しました。小グループで10分くらいずつシャッフルされて様々な方と会話をするという形式でした。そのレッスン中に、ある方からこんな話を聞きました。

その方はフィリピン在住で「リタイアメントビザ」を取得して暮らしているということでした。

私はこの時、この言葉を初めて聞きました。

それで、しらべてみてわかったことは、「リタイアメントビザ(退職者ビザ)は、50歳以上の年金受給者などを対象に、一定の資金や年金を条件として長期滞在を認める査証です。タイ、フィリピン、マレーシア、ポルトガルなどが人気で、現地での就労は不可ですが、物価の安い国での生活や移住に適しています。」ということだったのです。

預託金はしらべてみると約350万円前後。フィリピンは比較的リーズナブルなのだそうです。住んでおられる町は聞いたこともないところで、治安が良く、私などがよく知っているマニラは正直危険なのだとか。

その日は、あっという間にセッションが終わってしまいましたがいろいろしらないことだらけで、以前から海外で済むことに漠然とした憧れを持っていた私の興味がまた再燃したのでした。

「意外と、現実的かもしれない」

一瞬そう思いました。でも次の瞬間、冷静になりました。私には、海外に知り合いが一人もいません。いったいどうやって住むところを見つければいいのか、皆目見当がつかないのです。

タイマッサージが、扉を開けた

実は私、今、タイマッサージを習っています。

最初は、無職になるという恐怖から、とにかく手に職をつけて、と考えたものでした。以前から自分が通っている施術師の方が講座も開いていると聞いてはいたので、連絡して教えていただくことにしたのです。

この方は実際タイへ行って短期間で英語で習ったとのことでした。

今、まだ私は研修の途中ですが、続けていくうちに「私もいつかは本場でためしてみたい」という気持ちが芽生えてきました。

目的があれば、単なる観光客とは違う入り方ができるはず——そんな直感が、頭の中でむくむくと膨らんでいます。

それがきっかけで、「移住」という大きな話ではなく、まず「目的を持って短期間滞在する」という選択肢を、真剣に考えるようになりました。

いきなりの移住は、エベレスト登山

成功した移住の話として語られるのは、よくよく聞くとたいてい若い頃から海外経験がある「強者」ばかりです。「ワーホリ経験がある」「帰国子女」などなど、です。

伝手もコネもない私が、いきなり部屋を借りて生活を立ち上げる——それはエベレストに登るようなもの。憧れはあっても、装備なしに挑む話ではありません。

調べる大切さ

調べてみると、頂上に至るまでにいくつかのベースキャンプがあることがわかりました。一足飛びでは何事もできませんが、特にこの「エベレスト級」の実現には段階が必要であることがわかります。

伝手なし中高年が選べる「3つの滞在スタイル」

スタイル 期間 特徴 向いている人
短期語学留学 1週間〜1ヶ月 宿・食・学びがセット。50代以上限定コースもあり とにかく安心感を最優先にしたい人
おけいこ留学 1週間〜 タイマッサージ・料理・ヨガなど、目的で滞在する 「ただの旅行」に飽き足らない人
リタイアメント下見 数日〜1週間 専門エージェントが同行。ビザや住環境を効率よく確認 将来の移住を本気で考えている人

私の場合、タイマッサージの「おけいこ留学」がいちばん自分らしい入り口かもしれません。目的があると、街への入り方が変わる気がしますよね。

プロに聞きたい「基本のき」

選択肢が見えてきたからこそ、今度は自分の「資金・体力・しがらみ」という現実に照らし合わせる必要があります。このような海外移住の相談を専門的に行う方のlineをみつけました。個別相談を予約制で受けているようです。

聞きたいことは山ほどあります。

  • 「1ヶ月の短期滞在」を繰り返すのは、ビザ的に問題ないのか
  • 初心者がサポートなしに現地で部屋を借りることは、現実的なのか
  • タイとフィリピン、中高年の初心者にはどちらが向いているのか

答えを持っていない今の私だからこそ、恥を忍んで「基本のき」から聞いてみる価値があると思い、専門家への個別相談を申し込むことにしました。

「いつか」は、ベースキャンプから始まる

「一生の悔い」を「いい思い出」に変えるために必要なのは、勢いではなく、自分に合った階段の高さを見極めることだと思っています。

エベレストは、いきなり頂上を目指すものではない。

プロから聞いた「中高年初心者のための歩き方」は、また改めてこのブログでシェアします。

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