食欲抑制剤(マジンドール)の服用を思い切って休止してから、一週間あまりが経ちました。
「薬を飲まなかったら、またあの夜の間食やドカ食い癖に戻ってしまうのではないか」 そんな不安もありましたが、普通食に戻した今も、なんとか自分の意思で落ち着いて食卓に向き合えています。
向精神薬に頼らずにコントロールできているこの事実は、私にとって本当に大きな安心感となりました。 しかし、ひと山越えたところで、新たな課題に直面することになります。
それは**「カロリーは抑えているのに、便通がなく体重も減らない」**という停滞感でした。
カロリーを抑えても痩せない理由と「お腹の張り」
間食も控え、買い揃えた「賢者の食卓」や食物繊維のサプリを取り入れていたものの、期待したような体重減少には至らず、ガスばかりが溜まってお腹がパンパンに張ってしまう日々。
「なぜこんなに頑張っているのに出ないの?」
調べてみて分かったのは、極端な減食によって便の「材料(笠)」そのものが不足し、身体が生き延びようとして「省エネモード(代謝低下)」に入っていたということでした。
粉末の食物繊維だけでは、鈍った腸を動かすのに十分ではなかったのです。 そこで私は、単にカロリーを削るのではなく、**「腸を叩き起こす本物の食材」**を食卓に集めることにしました。
胃腸を叩き起こす!私が揃えた「助っ人食材」
スーパーで買い揃えたのは、手頃で栄養価の高い身近な食材たちです。
* **数種類のきのこ類・ところてん** 便のボリュームを増やし、水分を含ませて滑りを良くする最強のコンビ。
* **蒸し大豆・木綿豆腐・サバの水煮缶** しっかり噛んで食べる固形タンパク質と、良質な脂質。サバの油は腸の潤滑油になってくれます。
* **温かいスープ** 猛暑の中ですが、一口だけでも温かい汁物を胃に入れることで、冷え切った胃腸の血流を呼び戻します。 これらの食材を意識して摂るようになってから、不思議な変化が起き始めました。 **「大量に食べなくても、心と身体が自然と満足する」**ようになってきたのです。 プロテインだけの生活から「本物の食事」へ。噛んで味わうことで、脳が「ちゃんと栄養が届いた」と安心し始めたのだと思います。
11月の目標まで「あと約60日」——今から仕掛ける理由
実は私には、11月に「ベストな状態の自分でいたい」という明確な目標があります。
「今から仕掛けるのは早すぎるのだろうか?」
「また途中で失速してしまうのではないか」
そんな不安がよぎることもありました。
しかし、9月初旬から11月までの期間は**「約2ヶ月(8週間・およそ60日)」**です。 1ヶ月で急激に痩せようとすると、身体に負担がかかり、やつれて見えたり猛烈なリバウンドを引き起こしたりします。けれど「あと60日」という時間があれば、筋肉や体調を維持しながら、健康的で綺麗に引き締まったラインを作ることができます。 その後の維持まで見据えるなら、早すぎるどころか**「リバウンドを防いで安全に仕掛けるための、まさに完璧なタイミング」**なのです。 少しばかりの自己投資になろうとも、今回は自分の目標に向かって本気で向き合うと決めました。
日曜日にやってしまった「干し芋 一袋ペロリ」の真相
順調に思えた試行錯誤ですが、日曜日に少し「やってしまった」出来事がありました。
つい、大好きな「干し芋」を一袋、一日かけてちびちびと食べきってしまったのです。
一瞬、「また無駄なカロリーを摂ってしまった…」と落ち込みそうになりました。
けれど、冷静に振り返ってみると、スナック菓子やアイスのドカ食いに走ったわけではありません。
脂質がほぼゼロで、食物繊維とカリウムが詰まった欲しいもを、時間をかけて楽しんだだけ。 長年の厳しい制限でエネルギーを求めていた身体への、必要な息抜きだったのだと思えるようになりました。自分を責める必要なんてどこにもありませんでした。
次のステップ:医師との「対等な対話」へ
現在、市販の「賢者の食卓」などを活用しながら手探りで管理していますが、来週、改めてクリニックの予約を入れています。
次回の受診では、当時「食欲が抑えられず、自己嫌悪に陥っている」という主訴でしたが、今回は、薬なしでも食欲はなんとか抑えることができそうだと伝えます。そのかわり、体重が思うように減らないと。
医師に流されるまま強い薬をもらうのではなく、自分主導で相談してくるつもりです。
* 「マジンドールなしで過食を防げている」という実績を伝える * 脂肪や糖の吸収を抑える医療用のお薬について、費用や副作用(油漏れなど)の現実をしっかり確認する
* 常用ではなく「どうしても断れない外食時だけのスポット利用」として最小限で提案してもらう
クリニックに通うには決してお安くない費用がかかります。だからこそ、お薬は「依存するもの」ではなく「賢いお守り」として割り切り、自分の生活の主導権を渡さないようにしたいのです。
まとめ:一人で抱え込まないための「医療」という選択
「お薬に頼らず、自力で頑張るべきだ」
そう考える方もいるかもしれませんし、その意見も分かります。
けれど、私にとって肥満や過食の悩みは、単なる「意志の弱さ」や「我慢が足りない」という個人の精神論で片付けられる問題ではありませんでした。
一人で抱え込み、自己嫌悪を繰り返してきたからこそ、専門家である医師の力を借りるという決断をしました。
これは「楽をして痩せたいから薬に依存する」ということではありません。そこにはリスクもあるということは承知していますし、実際カウンセリングでその説明を詳細に受けるでしょう。
それでも。
自分の身体の仕組みを正しく知り、危険な罠を避け、必要なときだけ賢く現代医療の知見を借りる。それは自分の力で生活の主導権を取り戻すための、合理的で前向きな選択です。
11月の目標まで、あと約60日。
「食べたらいけない」と一人で怯える日々はもう終わりです。専門家の知恵も借りながら、自分の身体と真摯に向き合い、11月に一番納得できる自分を作るための挑戦を続けていきます。

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