「いつかやろう」「でも怖い」「でもやっぱり気になる」
美容医療を決めるまでの私の頭の中は、ずっとこの繰り返しでした。
結論から言うと、「糸リフトをお願いします」のつもりでクリニックに行ったら、まったく違う手術の同意書にサインをしていました。それまでの迷走の記録を、正直に書いておきます。
今年の初め:自撮りが嫌になった
明確にいつ、とは言えません。でも今年に入ってから、自分の写真を見るたびにため息をつくことが増えました。
まぶたが垂れ下がっている。顔全体が重い。鏡を見ることが少し怖くなっていました。
「年だから仕方ない」と思いながらも、「でも何かできることがあるはずだ」という気持ちも消えませんでした。
7月:まず「手術じゃない方法」を探した
手術は怖い。お金もかかる。でも何もしないのも嫌。そこで最初に選んだのが「美容鍼」でした。
SNSで偶然流れてきた鍼灸師の先生の投稿に惹かれ、気がつけば予約のメッセージを送っていました。
実際に受けてみると、施術後に鏡を見て驚きました。気になっていたまぶたの下がりが、すっきりと少し軽くなっている。肌のなじみも良くなっている。「これだ!」と思いました。
でも同時に、頭のどこかでわかってもいました。これは一時的なものだ、と。
➡ 美容鍼の体験記はこちら:【第1回】美容鍼体験編
7月:渡韓という選択肢が消えた日
美容鍼の限界を感じながら、次の選択肢として「糸リフト」を具体的に考え始めました。SNSで見るたびに「これが自分に合っているはずだ」という確信が強まっていました。
費用を考えると「韓国で安くできないか」という考えも一瞬よぎりました。
ところが7月、搭乗した飛行機で理不尽なトラブルに巻き込まれ、すっかり気力が萎えてしまいました。結果的に国内のクリニック一択になったのですが、今となっては良かったと思っています。
夏:ダンスチラシの写真で現実を突きつけられた
11月のダンス発表会に向けて、チラシ用の写真を撮りました。
ばっちりメイクをして臨んだのに、写真に映った自分の顔を見て言葉を失いました。
メイクをしているのに、まぶたの重さが余計に目立っている。
「もう、限界だ」と思いました。この写真が、クリニックへの最後の一押しになりました。
8月:「糸リフトをお願いします」のつもりでクリニックへ
半ば「糸リフトをお願いします」という気持ちで予約しました。自分の悩みは法令線とたるみ。解決策は糸リフト。そう思い込んでいました。
ところが、閉院間際に駆け込んだカウンセリングで、サバサバとした担当医に開口一番こう言われました。
「ほうれい線よりも、顔全体の印象を若返らせるのは圧倒的に目の印象です。あなたの場合、目の上下です」
自分ではずっとほうれい線が一番の悩みだと思っていました。でも医師の目から見ると、私の顔を重くしていた最大の原因は「目元」だったのです。
言われた瞬間、妙に腑に落ちました。そういえば美容鍼の後、まぶたが軽くなった時に一番変化を感じた。ばっちりメイクで余計に目立ったのも目元だった。
ずっと間違った場所を見ていた、ということに初めて気づきました。
「手術は嫌」から「手術の同意書にサイン」まで
その後の展開は、自分でも驚くほど早かったです。情報過多でパニックになり、「手術は嫌」と言いながら、気がつけば「目の上下同時手術・3時間」の同意書にサインをしていました。
詳しい経緯はこちらに書いています。
➡ これが美容医療の現実だ!60代の私がカウンセリングで迷走し、手術を決意するまでの一部始終
➡(資金繰りは?)「定期を解約します」で絶句された美容医療カウンセリング
迷走して気づいたこと
振り返ると、迷走していたのは「情報が多すぎて、自分に何が必要かわからなかったから」でした。
美容鍼は良かった。でも根本解決ではなかった。糸リフトが最適だと思い込んでいた。でも違った。ほうれい線が悩みだと思っていた。でも違った。
全部、実際に動いてみて初めてわかったことです。
「まず一歩動いてみる」ことが、迷走を終わらせる唯一の方法だったのかもしれません。
手術は10月の予定です。術後の記録も、正直に書いていきます。
➡ 次の記事:手術当日の記録(10月以降公開予定)


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