いくつになっても、きれいでいたい。久しぶりに写真がうれしかった日

じぶんを整える

先日、ダンスの発表会のプレイベントがありました。

普段はほとんどメイクをしない私ですが、こういう非日常のイベントでは、やっぱり少しきれいでいたい。そこで今回は、美容室でヘアセットとメイクをお願いしました。

こちらの美容室にお願いするのは、昨年のイベント以来、約1年ぶりです。普段からカットなどで通っているわけではありませんが、数年前から、つかず離れずのお付き合いをさせていただいています。

そして、今日の美容室では、ちょっと意外な出来事がありました。

初めて、美容医療のことを人に話した

席に座って、私はいきなり切り出しました。

「見ればわかると思いますけど、眉下リフトをしているんです」

そこから、糸リフトや切開ハムラのこと、費用、施術を受けたクリニック、二つのクリニックを回った経緯まで、あれこれ話しました。

美容医療について、ここまで詳しく第三者に話したのは初めてです。

オーナーはまだ40歳の女性。若い頃から社長として頑張っている方です。

「私もボトックスをやったんです」
「私のお母さんも、やりたいって言ったら勧めます」
「お客さんにもいらっしゃいますよ」

そんなふうに、こちらの話をとても自然に受け止めてくれました。

美容医療を受けたことを、ことさら特別なこととして扱うわけでもなく、否定するわけでもない。

その反応が、私にはとてもうれしかったのです。

「いくつになっても、きれいでいたいですよね」

結局、そういうことなのだと思います。

ずっと気になっていたのは、ほうれい線だった

今回、美容医療を受けようと思ったきっかけは、深く刻まれたほうれい線でした。

鏡を見るたび、口元のラインが気になる。手で持ち上げてみては、ため息をつく。

自分ではどうにもできない変化が、ずっと気になっていたのです。

そこで、美容医療のクリニックを訪ねました。

私の主訴は、あくまでもほうれい線です。ところが、診察した医師から返ってきたのは、意外な言葉でした。

「あなたの場合、目ですよ」

自分では口元ばかり気にしていたのに、専門家から見ると、目元のほうが気になるというのです。

そのクリニックで手術の日取りまで決めました。でも、やっぱりほうれい線が諦められない。

もう一度相談に行ったところ、そちらは予約が取れませんでした。

そこで、別のクリニックにも行ってみることにしました。

すると、目元と口元の両方を施術でき、部分モニターを利用すれば、最初のクリニックと同じような金額で受けられるという話になりました。

しかも、「明日にでもできるよ」と。

ずっと気になっていた二つの部分を、まとめて改善できる。費用面でも納得できたことから、私はその場で契約しました。

こうして、眉下リフトを含む目元の施術と、ほうれい線に関する施術を受けることになったのです。

そして、今日で術後3週間あまり。

もちろん、まだ経過の途中です。まだ、傷の部分は目立つし、赤いです。触ると痛みも感じます。それでも、今のところ、施術を受けてよかったと感じています。

今回の美容医療は、最初から顔全体を施術するつもりだったわけではありません。

ほうれい線が気になってクリニックを訪ねたこと、そこで目元を指摘されたこと、そして別のクリニックにも相談に行ったこと。いくつかの判断が重なって、今回の施術につながりました。

ほうれい線の相談から、なぜ顔全体の施術を契約することになったのか。

クリニックを回った経緯や、契約に至るまでの詳しい話はこちらにまとめています。

▶ [ほうれい線を相談しに行ったら、顔全体をやることになった話]

メイクをすると、逆に残念だった

私は、普段ほとんどメイクをしません。

もともとメイクが苦手ということもありますが、毎日きれいに整えていたい、というタイプでもないのです。

ただ、ダンスの発表会のような特別な日には、少しおしゃれをしたいと思います。

せっかくのイベントですし、ヘアセットもして、メイクもして、いつもとは違う自分で楽しみたい。

ところが、以前は、それがなかなかうまくいきませんでした。

同じくらいの年齢の仲間でも、日頃からきちんとお手入れをしている人もいれば、もともと顔立ちがシャープな人もいます。

そんな人たちと一緒に並ぶと、自分だけが老けて見えるような気がしてしまう。

特に、深く刻まれたほうれい線や目元のたるみが気になっていました。

メイクをしてきれいにしようとすると、かえって顔の変化が目立ってしまう。自分では、まるで「ちんどんや」みたいだと思っていました。

せっかくきれいにしてもらったのに、なんだか残念。

写真を撮っても、自分のしわばかり気になる。できれば写りたくないと思うこともありました。

年齢を重ねれば、しわもたるみも出てきます。それ自体が悪いことだとは思っていません。

でも、自分の顔については、どうしても気になる部分があったのです。

久しぶりに、写真がうれしかった

そして、今回の発表会のプレイベント。

美容室でヘアセットとメイクをしてもらい、仲間と一緒に写真を撮りました。

その写真を見て、久しぶりにうれしいと思えたのです。

「わるくない」

少なくとも、自分だけがしわで悪目立ちしているようには感じませんでした。

メイクも、以前より映えるようになった気がします。

施術前と比べて、びっくりするほど顔が変わったわけではありません。別人になったわけでもありません。

でも、自分が気になっていた部分が改善されると、メイクの仕上がりも違ってくる。

そして、写真に写った自分を見たときの気持ちまで変わるのです。

これは、私にとって大きな変化でした。

きれいにしてもらった自分を、以前ほど残念に思わなくなった。

それだけで、気持ちがずいぶん違います。

自信のようなものが出てくると、表情も明るくなるし、自然と背筋も伸びる。

外見が変わることだけが目的ではなく、その変化によって、自分の気持ちや振る舞いまで変わってくるのですね。

私にとっては「整形」ではなく「美容医療」

美容室では、もう一つ、話題になったことがあります。

私は今回の施術を、いわゆる「整形」というより、「美容医療」と捉えています。

もちろん、医学的な分類でいえば、眉下リフトも切開を伴う手術ですし、美容整形に含めて語られることもあります。

それでも、自分の中では少し違うのです。

例えば、目頭切開やプロテーゼ、骨へのアプローチなどは、私の中では「整形」というイメージが強い。

一方、今回受けたリフトや目元の施術は、年齢とともに気になってきた部分を整えるもの、という感覚があります。

切開までしているのに、ちょっと不思議ですよね。

もちろん、これは私自身の感覚であって、どちらが正しいという話ではありません。

美容医療を受ける理由も、どこまで変えたいと思うかも、人それぞれです。

私の場合は、別人になりたいわけではありませんでした。

深いほうれい線が気になる。目元のたるみも気になる。せっかくおしゃれをするなら、もう少し自分の顔を好きでいたい。

そういう気持ちだったのです。

いくつになっても、きれいでいたい

今回、美容室で話をしていて、改めて思いました。

私は、毎日メイクをして、いつもきれいに見られたいわけではありません。

普段はメイクもしないし、特別に美容に力を入れているわけでもありません。

ただ、ダンスの発表会のような非日常の場面では、少しきれいでいたい。

ヘアセットをして、メイクをして、仲間と一緒に写真を撮る。そんな時間を楽しみたいのです。

しわのある顔や、たるみのある顔を「きれいではない」と言いたいわけではありません。

年齢を重ねることは自然なことですし、年齢を重ねたからこその魅力もあると思います。

でも、自然な老化を受け入れることと、気になっている部分を改善したいと思うことは、必ずしも矛盾しないのではないでしょうか。

自分がありたい自分でいる。

そのために何を選ぶかは、人それぞれです。

美容医療を受ける人もいれば、メイクやファッションを楽しむ人もいる。何もしないという選択もあります。

大切なのは、どれか一つの考え方を正解にすることではなく、自分自身が納得できる選択をすることなのだと思います。

今回、私は美容医療を受けました。

その結果、久しぶりに写真を撮ることがうれしくなりました。

そして、美容室で初めてそのことを人に話し、「いくつになっても、きれいでいたいですよね」という言葉をもらいました。

自分がありたい自分でいたい。その気持ちを肯定してもらえたことが、何よりうれしかったのかもしれません。

若く見られたいというより、自分が好きだと思える自分でいたい。

毎日きれいにしていたいわけではありません。でも、特別な日には、ちょっときれいでいたい。

そんな気持ちを、年齢を理由に諦めなくてもいいのかなと思っています。

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