私が美容医療のドアを押した理由

人生をうごかす

▼これまでの美容医療の記事

「若返りたい」だけでは、どうも説明できない

美容医療について書き始めて、施術当日のことや、その後のダウンタイムのことを書いてきました。
でも、ふと考えてみると、
「そもそも、私はなぜ美容医療を受けようと思ったのだろう?」
という話を、まだちゃんと書いていませんでした。
私は、もともと美容医療にものすごく関心があったわけではありません。
一重まぶたを二重にしたいとか、鼻を高くしたいとか、顔の形そのものを変えたいと思っていたわけでもありません。
もちろん、そういう施術をする人を否定するつもりもありません。
本人が納得してやっているのなら、それはその人の選択です。
私自身も、いわゆる「整形否定派」ではありません。
ただ、私の場合は少し違ったのです。

「疲れた顔しているね」が、ずっと気になっていた

実は、以前から人に、「疲れた顔しているね」と言われることが多々ありました。
言った人に悪意があったとは思いません。
むしろ、
「疲れているの?」
と声をかけるのは、相手なりのいたわりだったのかもしれません。
でも、私にとっては、これが結構なストレスでした。
だって、自分ではそんなに疲れているつもりがない。
仕事で疲れている日ならまだしも、普通にしているときにも言われる。
「私、そんなに疲れて見えるの?」
と思ってしまう。
でも、自分の顔を鏡で見ても、当時はその理由がよくわかりませんでした。

「目元の印象です」と言われて、初めて気づいた

それが変わったのは、以前のクリニックで医師に相談したときでした。
私の顔を見て、かなりはっきりと、
「目元の印象です」
と言われたのです。


ああ、そういうことだったのか。
私はそこで初めて、「疲れて見える」という他人からの印象と、自分のたるんできた目元がつながったような気がしました。
もちろん、本当にそれだけが理由なのかはわかりません。
でも、自分では気づいていなかったものを、初めて言葉にしてもらった。
それが、私にとっては大きかったのだと思います。

私は「若返りたい」のだろうか

では、私は若返りたかったのか。
そう聞かれると、これもちょっと違う。
もちろん、年齢を重ねて、たるみやしわが増えていくことを「気にしない」と言えば嘘になります。
首のしわだって、かなり気になります。
でも、
「20代の頃の顔に戻りたい!」
というほどではありません。


そもそも、今の自分の顔の土台が嫌いなわけではないのです。


だから私は、
「親からもらった顔をいじってしまう」
という感覚も、実はあまりありません。
変えたいのは「顔」そのものではなくて、そこに年齢とともについてきた、
たるみ
しわ
疲れて見える目元
といった部分なのです。

中高年の美容医療は、「老いへの抵抗」とは少し違う

「若返り」という言葉を使うと、どうしても、老いに抗うというイメージがあります。
でも、私自身は、あまり「抗っている」という感覚がありません。
年を取ったことをなかったことにしたいわけでもない。
若い人と同じ顔になりたいわけでもない。
ただ、
「疲れているように見える自分」は、もう少し何とかしたい。
それだけなのかもしれません。
だから今回の美容医療は、
「若くなりたいから始めた」
というより、
「自分が気になっていたところを、一度ちゃんと見てもらおう」
というところから始まったのだと思います。

そして、実際にドアを押してみた

最初は、もちろん迷いました。
手術なんて考えていなかった。
でも相談してみると、医師から言われることがある。
「ここが気になるなら、こういう方法があります」
「ここをやるなら、こちらも考えたほうがいい」
そんな話を聞いているうちに、
「じゃあ、やってみようか」
という気持ちになっていきました。
そして気がつけば、
眉下リフト。
ハムラ法。
糸リフト12本。
デンシティ。
HIFU。
……ずいぶんやったな、私(笑)。
最初の頃の自分からすると、かなりの方向転換です。

ただし、「何でもやりたい」わけではない

今回、美容医療へのハードルは確かに下がりました。
一度受けてみると、
「美容医療って、こういうものなのね」
という感じがわかってきます。
でも、それは、
「これから何でもやってみたい」
ということとは違います。
糸リフトだって、効果が永遠に続くものではないとわかっています。
まぶたについても、医師から「これくらいにしておきましょう」と、ミリ単位で抑えてもらっています。
私自身も、別人になりたいわけではありません。
むしろ、
「やりすぎない」
ことのほうが大事なのかもしれない。

「他力本願」だった私が、少しだけ自分でもやってみる

そして、今回もう一つ変わったことがあります。
私はこれまで何十年も、かなりの「他力本願」でした(笑)
顔のマッサージ?
続かない。
美顔器?
ほったらかし。
買ったときは「今度こそ!」と思うのですが、いつの間にか存在を忘れている。
ところが今回、美容医療を受けたことをきっかけに、
「自分でできることくらいは、自分でもやってみようかな」
と思うようになりました。
ヒアルロン酸やコラーゲンを飲むことにして、通販で注文しました。
そして、以前から気になっていた首のしわには、クリームを塗って様子を見てみることにしました。
効果があるかどうかは、今の私にはわかりません。
でも、それはそれでいい。
まずはやってみる。
数十年続かなかった私が、どこまで続くのか(笑)。

「若返りたい」だけでは、説明がつかなかった

振り返ってみると、私が美容医療のドアを押した理由は、「若返りたい」の一言では片づけられません。
「疲れた顔しているね」と言われ続けたこと。目元の印象だと教えてもらったこと。それで「じゃあ、少し何とかしてみようか」と思った。今のところ、本当にそれだけです。
だから、若返ったかどうかは、実はあまり気にしていません。
それよりも、朝、鏡を見たときに「まあ、悪くないか」と思えること。少し機嫌よく一日を始められること。今の私には、そのほうがずっと大事です。


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